第11回 JANAMEF Webセミナー
”米国プライマリーケアの最前線から”
米国の実践重視の臨床研修には世界中から研修医志望者が集まりますがその一方でビジネスモデルで採算に厳しく管理される外来や病棟では臨床教育をどのように利潤追求と教育義務との狭間で提供していくかが深刻な課題です。米国南部の大学病院UVA Medical Centerで家庭医として外来、病棟で診療と教育にあたる毎日を通して遭遇する問題を皆さんに紹介し日米の違い、こちら米国に研修にくる醍醐味などについて議論したいと思います。
[講 師] 森川 雅浩 先生
東京医大卒後、日本医科大学救命救急医学教室を経て国際高等開発教育機構の奨学金生として渡米。ジョンスホプキンス大学公衆衛生学部にて公衆衛生学修士取得後米国医師免許取得。ケースウェスターンリザーブ大学家庭医学レジデント、フェロー終了。同学部グローバルヘルス主任。同大学家庭医学部教授を経て現在ヴァージニア大学家庭医学部教授。外来、病棟主任。2012年全米家庭医学学会 Exemplary Teacher賞受賞。