第7回 JANAMEF Webセミナー
”世界から学ぶ日本の地域包括ケア 〜文化に根ざした総合支援とDXの融合〜”
日本の地域包括ケアは、患者を中心に社会的、身体的、精神的観点から総合的に支える仕組みとして、世界に類を見ないシステムです。本セミナーでは、この独自のケアシステムを世界の状況と比較しながら再考し、その優位性と課題を検討します。
セミナーでは、まず海外の高齢者医療事情と医療介護DX(デジタルトランスフォーメーション)の現状について紹介します。これを通じて、各国の取り組みや先進事例を学び、日本の地域包括ケアシステムにどのようにDXを展開していくかについてのヒントを探り、さらに、日本の文化に根差した地域包括ケアシステムを再評価し、デジタル技術を活用してどのように進化させ、効果的に活用するかについて議論します。
[講 師] 阿久津 靖子 先生
株式会社MTヘルスケアデザイン研究所所長/一般社団法人日本次世代型先進高齢社会研究機構(Aging Japan)代表理事/千葉大学附属病院患者支援部特任准教授
筑波大学大学院理科系修士環境科学研究科修士修了後GKインダストリアルデザイン研究所入社、様々な企業にて事業立ち上げコンサルタント業務を行い、2012年:ヘルスケア分野のデザインリサーチファームとして株式会社MTヘルスケアデザイン研究所を創業。デザイン思考による製品・サービスの開発、現場導入を提唱。
千葉大学医学部にてメディカルイノベーション人材育成講座、介護DX人材育成講座、東京医科歯科大学にてイノベーションデザイン講座などをプロデュース。米国を拠点とするAging2.0Tokyoambassadorとして海外にネットワークをもち、 高齢社会を取り巻く海外とのテクノロジー導入についての比較研究を専門とする。
