みなさん、こんにちは。JANAMEFの広報委員会です。JANAMEFメルマガを新たに立ち上げました。会員のみなさまと当財団にゆかりのある方々にお送りします。医療や医学、パブリックヘルス、留学などに関係するコンテンツをお届けします。毎月1回程度での発行予定です。
 
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No.16 米国の家庭医療科におけるSubspecialty

米国ピッツバーグでAddiction Medicineのフェローをしている園田と申します。2018年に日米医学医療交流財団から助成金のもと、家庭医療の研修を開始して4年の月日が経過しようとしております。こちらのメールマガジンに執筆する機会を頂きましたこと、大変光栄に思います。家庭医療科の研修中にHIV Primary Care Trackを修了し、American Academy of HIV MedicineのHIV Specialist(AAHIVS)に2021年1月に認定され、現在、Addiction Medicineという…

No.15 パンデミック対策として日本版ホスピタリストの拡充を

私はJANAMEFの助成で米国ハワイ州のクイーンズメディカルセンターで短期の研修を行った。クイーンズメディカルセンターではその後、COVID-19のパンデミックの波が到来したが、同院はホスピタリストが中心となりCOVID-19の対応を行った。ホスピタリストは米国で普及している医師像であり、臓器横断的にすべての内科疾患の病棟管理を行う医師であるとされている。日本版ホスピタリストは米国と比べ…

No.14 ホスピタリストは研修医にとって理想の指導医なのか?米国の教育研修病院における現状と課題

米国ニューヨーク市の内科研修プログラムでチーフレジデント・医学教育フェローをしている三高と申します。早いもので、2018年に私が日米医学医療交流財団から日本版ホスピタリスト育成助成をいただき、米国ニューヨーク市での臨床研修を開始して4年間が経とうとしています。このたびはメールマガジンを執筆するという貴重な機会を賜り大変光栄に存じます。今回は、あえて悪魔の代弁者 devil’s advocate として米国の内科研修プログラムにおける研修指導医としてのホスピタリストの現状と課題を…

No.13 研修医の指導について

みなさまこんにちは、船橋市立医療センター代謝内科の岩岡秀明と申します。当院は千葉県船橋市にあり人口64万人の市立基幹病院として、救急、高度専門医療、地域連携を3本柱に診療を行っています。また、人口110万人の地域三次救命救急センターを併設しています。当院は、基幹型臨床研修指定病院で毎年12名の初期研修医を受け入れております。今回、自由なテーマでエッセイをご依頼いただきましたので、初期研修医の指導について考えてみます。

No.12 留学してわかったこと

みなさん今日は、広報委員の山下です。私はJANAMEFの5期生として、今から30年ほど前に助成を受けました。米国留学に至るまでの私の道のりが、留学を目指す若いみなさんの何か参考になればと思い、筆を執らせていただきました。私は1982年に医学部を卒業し、活動を始めたばかりの救急部に入局しました。当時の救急医療を取り巻く状況は…

No.11 パンデミック下の地域医療

2019年12月末に入って中国の武漢で新型肺炎が確認され、翌年の1月にその原因が新型コロナウイルスであることがWHOより発表された。速やかに国内の医療機関にも注意喚起がなされ、指定感染症に認定された。2020年2月に入ってダイヤモンドプリンセス号、北海道や東京でのクラスター発生などを契機に欧米に引き続き、日本もパンデミック状況となった…

No.10 ホスピタリストを増やしたい

皆さん、初めまして、こんにちは。所属に日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院と書きましたが、そんな名称は聞いた事がない方も沢山いらっしゃるでしょう。実は、旧・名古屋第一赤十字病院と旧・名古屋第二赤十字病院は、現在の医療情勢に対応するため、従前より更に強く協力を進めて先々の経営統合も目指して、2021年7月に愛知医療センターと呼称する裁可を本社から得ました…

No.9「板中Way」

私が広報委員を務める日米医学医療交流財団(JANAMEF)の目的は、日米両国の医療関係者による交流を通じて、日米両国の保健医療の発展に寄与することである。当初より研修医をはじめとする多くの医療従事者の米国留学を支援しており、その数は設立30周年時点で600名超に上る。医学留学セミナーも毎年開催しており、今年は「コロナ時代の留学に向けて」というテーマで、10月9日(土)にオンライン形式で東京女子医科大学と共催する…

No.8 日米医学医療交流財団の歴史とともに

多くのドクター・ナースで海外での体験された皆さんのお話を聞いて、うらやましいかったり、まぶしかったりという経験を30年以上繰り返す中、医師になったばかりの頃に戻って、順を追って、印象深い記憶を振り返ってみたいと思います。信州大の凡庸な医学生の頃から東京都人会の幹事をされていた伊藤澄信先生には、下宿先で勉強を教えていただいて、精緻なノートに驚いたことを思い出します。実は都人会の代表は…

No.7 あるジェネラリストが思う、シマネのシネマ

筆者は2020年6月からHarvard Medical School Master of Healthcare Quality and Safetyというかなり新しい分野の大学院に所属しCutting edgeな事を日々学んでいる。各国の医療の質と安全の“プロフェッショナルを養成するためのリーダーを養成する”というビジョンとコンセプトが格段にイケており、そこそこ満足している。そこそこというのは、COVID-19パンデミックのせいで、物理空間的な活躍する場所が二転三転と振り回されているからである(後記)。