医学英語ができるとは英語ができる事ではありません。医学ができる事でもありません。英語圏で医学英語とはある特別なSkillの事を指しており、その能力は日本で考えている以上に重要視されます。それは何なのか、そしてそれをどう教育するのでしょうか。
日米医学医療交流財団は、小林理事の指導により、日本でほとんど唯一といえるこの能力…
医学医療の国際交流を支援する日米医学医療交流財団
医学英語ができるとは英語ができる事ではありません。医学ができる事でもありません。英語圏で医学英語とはある特別なSkillの事を指しており、その能力は日本で考えている以上に重要視されます。それは何なのか、そしてそれをどう教育するのでしょうか。
日米医学医療交流財団は、小林理事の指導により、日本でほとんど唯一といえるこの能力…
私は「英語で医学を学ぶ」という、国内ではまだ珍しいスタイルの医学英語教育を受けて、医学部を卒業しました。このようなユニークな学びの中で、自分自身がどのように成長できたのか、そしてその経験を通して感じた「これからの医療に大切なこと」についてお話ししたいと思います…
今後の医工連携教育において、海外交流の重要性はますます高まっています。医療技術や工学の発展は国境を越えて加速しており、グローバルな視点での知識やスキルの習得が求められています。海外の大学や研究機関との連携を通じて、異なる制度・文化の中での医療課題や技術的アプローチを学ぶことは、柔軟な発想と国際的な課題解決力を養う上で非常に有効です。また、多様な専門性を持つ人材と協働する経験は、医工連携に不可欠なコミュニケーション能力やチームワークの向上…
水口医師は、稲城市立病院の副院長でありながら、呼吸器内科医として、コロナ最前線で、1人で闘い始めました。その後、呼吸器科の同僚、さらに内科の参戦を得て、外科を含む全体による体制に向かいました。その他病院の多くの課題に取り組みますが、副院長からの降格、貧弱な診療所への不当配転、退職強要のパワハラをうけました。降格と配転の無効を訴え提訴し、約1800人の署名簿の提出などで支援を受けるが、不当判決となり、現在東京高等裁判所で審理中です…
コロナで明け暮れさまざま激変した2020-2022年。そしてコロナとともにNew Normalな社会。しかしそれ以前からのIT, AIなどのScienceの発展・進化を鑑みても、また様々な分野でのテクノロジーの改新、遺伝子分野や再生医療の発展、グローバル化と多様性、環境変化、更には病気の変化、COVID-19のような医療界を超えて政治・経済にまで影響する疾患の出現などなど、With CoronaそしてBeyond Coronaの未来の医療は大きくかつ急激に変化すると予想できます。さらに…
米国の実践重視の臨床研修には世界中から研修医志望者が集まりますがその一方でビジネスモデルで採算に厳しく管理される外来や病棟では臨床教育をどのように利潤追求と教育義務との狭間で提供していくかが深刻な課題です。米国南部の大学病院UVA Medical Centerで家庭医として外来、病棟で診療と教育にあたる毎日を通して遭遇する問題を皆さんに紹介し日米の違い、こちら米国に研修にくる醍醐味などについて議論したいと思います。
人口減少、少子高齢化が進む中で日本の医療は大きな転機を迎えています。病院中心の「治す医療」から地域や在宅を中心にした「治し、支える医療」へと医療の中心軸は大きく動き、総合診療専門医の重要性、医療機関の機能分化と連携、かかりつけ医の制度化、多職種協働、医療ITの導入・普及、タスクシフトなど、様々な改革が一気に進もうとしています。
世界に先駆けて全国的医療保障システムを構築した英国の医療提供システムと日本のシステムとの比較を行う中で、日本のシステムの強みと弱み、これからの改革の方向性について考えます。
新型コロナウイルスのパンデミックを経て、臨床と公衆衛生・医療政策・医療経済との連携がさらに重要になっています。
今回は、日本・北米・国際機関のそれぞれの視点から、ワクチンや感染症疫学分野での現状と今後についてお話します。特に、既存の感染症に対するワクチンと今後のパンデミック対策としてのワクチン開発に関しての状況についてもお話ししたいと思います。
臨床医が公衆衛生分野の理解を深めることの意義について、話を深められる機会になればと思います。