海外留学支援プロジェクトの趣旨
海外留学支援のノウハウを持つ日米医学医療交流財団は、地域医療を担う公益性の高い医療機関が実施する「医師海外留学助成制度」を支援します。
助成対象者は米国をはじめとする海外で臨床留学等を希望する医師で、連携対象の医療機関は当該医師を雇用し、海外へ留学派遣します。
医療機関にとっては、
- 喫緊の医師補充が可能となります。
- 海外留学を実現した医師による臨床研修指導が可能となります。
- 地域医療が活性化されるとともに、当該医療機関も研修病院として活性化されるなどの成果が期待できます。
財団は、「海外留学支援プロジェクト」を実施したい医療機関を公募します。
*連携対象となる医療機関は、公的医療機関や社会医療法人が運営する医療機関です。
プロジェクトの概要
1. 連携対象医療機関が医師を雇用し、留学派遣します
(1) 助成を希望する医師は、
① 留学前2年間当該医療機関に勤務します。
② 留学終了後最低1年間当該医療機関に勤務し、研修指導を担当します。
(2) 当該医療機関は
① 留学前2年間助成を希望する医師を常勤医師として雇用します。
② 留学中の3年間: 300万円/年の留学助成をします。
③ 留学終了後最低1年間は助成を受けた医師を常勤医師として雇用します。
*1. 原則として留学先は助成を希望する医師が各自で確保します。
*2. 上記は、本プロジェクトの基本型ですが、留学内容、勤務期間・留学期間、および助成金額は医療機関により異なることがあります。それぞれの医療機関のサイトを必ずご確認ください。
2. 連携対象医療機関は当財団の団体賛助会員となります
会費
① プロジェクト開始以降 毎年1口10万円以上
② 助成を希望する医師が勤務開始以降、勤務終了まで 1名につき 毎年5口50万円
3. 日米医学医療交流財団は次の役割を担います
(1) 医療機関に対する留学支援スキームのコンサルテーションを行います。
(2) プロジェクトにより海外留学する医師の公募の窓口となります。
(3) 海外留学する医師の選考を担当します。
(4) 留学生のための留学準備、留学中の支援を行います。
(5) 医師の雇用に関する役割は担いません。
4.プロジェクト開始前に次のことが必要です
(1) 財団による医療機関の施設視察
(2) 財団と医療機関の理事長・病院長との面談
(3) 財団と臨床研修委員長との面談