第2回 JANAMEF Webミーティング
”日本の医療政策”
世界に先駆けて進捗する人口の少子高齢化や「失われた30年」に代表される低迷する経済など、わが国の医療サービスを取り巻く環境は世界でもユニークであり、世界の先駆けともいえます。
そのような状況を踏まえ、医療提供体制について、介護保険制度や医療保険制度をはじめとする関連制度を交えて解説し、医療サービスに求められる将来像と医療機関としての今後の戦略のあり方について参加者とともに考えます。
[講 師]
三浦 公嗣 先生
昭和58年3月に慶應義塾大学医学部を卒業し、同年4月に厚生省(当時)に入省。その後、川崎市、厚生省健康政策局、薬務局、保健医療局等に勤務。その間、米国ハーバード大学公衆衛生学大学院修士課程を修了。平成12年4月の介護保険制度の施行まで、約3年間にわたり施行準備に携わる。さらに老健局において平成17年と18年の介護保険制度の見直しに携わる。その後、文部科学省高等教育局、農林水産省等を経て、平成26年7月から28年6月まで厚生労働省老健局長。平成28年10月から令和3年9月まで慶應義塾大学医学部教授。令和3年10月から令和5年3月までの同特任教授を経て令和5年4月から藤田医科大学特命教授。
日米医学医療交流財団 前理事長。
[司 会]
山下 雅知(JANAMEF理事)