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女性医師のための医学留学へのパスポート
シリーズ日米医学交流No.11
財団法人日米医学医療交流財団 編
■定価 2000円+税 ■ISBN978-4-89984-124-1
女性医師14人による、“留学”とキャリア形成のあり方
本書の特色は、どのように留学を決意したか、厳しい臨床研修や大学院教育をどう乗り切ったか、その後の進路をどう選択しているかが、ライフ・サイクルのステージに応じて書かれている点にある。
仕事か家庭かといった二者択一の選択は過去のものとなったと感じさせる一方で、日本ではその両方を選択することが男女を問わず困難で、肩身が狭く感じられる現状があることも、本書は伝えている。A5判並製・368頁
詳細
女性医師のための医学留学へのパスポート
シリーズ日米医学交流No.11
巻頭言
宮坂勝之 (財団法人日米医学医療交流財団 理事長)
1部 女性医師のための医学留学へのパスポート-それぞれの留学体験 PART11-
解説 医師の働き方の多様性こそ 今、求められている
武田裕子 (ロンドン大学キングスカレッジ医学部プライマリケア・公衆衛生学講座研究員)
chapter 1 人生計画書の続き
小林美和子 (エモリー大学感染症科)
chapter 2 子育てしながら、夫と一緒に臨床留学
松本さつき (アイオワ大学小児神経科)
chapter 3 今なら日本で働くのも面白いかもしれない
内藤亜由美 (ロンドン・ジャパングリーンメディカルセンター小児科)
chapter 4 栄養失調病棟の子どもたちを救いたい
赤羽桂子 (ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン大学院国際賞に保健学)
chapter 5 「海外で」「臨床医をしながら」 -医学教育を学ぶ
内野三菜子 (トロント大学・プリンセスマーガレット病院放射線腫瘍科)
chapter 6 いくつもの邂逅と偶然に導かれて
鈴木ありさ (ブリガムアンドウィメンズ病院放射線科)
chapter 7 千載一遇のチャンスに単身渡米した私
堤(瀧澤)美代子 (聖路加国際病院一般内科/ナショナルメディカルクリニック)
chapter 8 Clinician-Educatorとしてのこれから
プレヴォ田辺智子 (医療法人知音会御池クリニック/京都府立医科大学医学教育研究センター)
chapter 9 始まりはニューヨークでの出会いから
木村道子ブルーノ (クイーンズメディカルセンター神経内科/開業)
chapter 10 日本で総合内科医として歩む
北野夕佳 (聖マリアンナ医科大学/横浜市西部病院救急集中治療部)
chapter 11 “インシャーラ”の言葉とともに歩んできた道
大津聡子 (日本赤十字社和歌山医療センター感染症部兼国際医療救援部)
chapter 12 予定になかったアメリカでの臨床研修
十川佳美 (モンテフィオーレ医療センター神経内科)
chapter 13 米国にガラスの天井は存在するか?
金城さくら (カリフォルニア大学サンフランシスコ校麻酔科)
chapter 14 圧倒的な情熱を賭けられるものを見つけて
矢野(五味)晴美 (自治医科大学臨床感染症センター)
2部 JANAMEF留学セミナー2010-海外医学留学の魅力と、留学への準備・秘訣-
chapter 1 卒前臨床留学と私
1. オックスフォード大学(英国)の臨床実習を経験して
候 聡志 (聖路加国際病院内科)
2. ジョーンズ・ホプキンス病院での臨床留学を経験して
清藤哲史 (虎の門病院脳神経外科)
3. デューク大学での3ヶ月留学
原田陽平 (名古屋大学医学部6年)
chapter 2 海外でのレジデント・フェローの経験と私
1. 米国臨床留学の意義と代償-現役チーフレジデントの立場から-
島田悠一 (ニューヨーク・ベスイスラエルメディカルセンター内科)
2. バーモント大学(米国)での循環器科を経験して
鈴木健樹 (東京大学大学院医学系研究科[循環器内科])
chapter 3 研究留学と私
1. 医学部学生時代に研究留学を経験して
杉山雄大 (東京大学大学院医学系研究科公衆衛生学教室)
2. 私の米国・ミシガン大学への研究留学
原田美由紀 (東京大学医学部附属病院女性診療科・産科)
chapter 4 東京大学における学生・ポスドク・医師の留学支援:応募前の準備・応募時のノウハウ等
丸山稔之 (東京大学大学院・医学研究科・医学部国際交流室)
資料1 2012年度 JANAMEF研修・研究、調査・研究助成募集要項
資料2 2011年度 JANAMEF助成者リスト
資料3 環太平洋・アジア基金
資料4 助成団体への連絡及び、留学情報の問い合わせ先
執筆者紹介