医学医療交流セミナー2021「コロナ時代の海外留学に向けて」

日本の教育制度、保健・医療制度、技術力は、どれをとっても世界の一流ですが、それを世界にアピールできていないのが実情です。その理由の一つが世界の檜舞台での経験不足にあります。当財団は一人でも多くの人に海外経験を積んでいただくためにさまざまな事業を行っております。海外で研修を積んだ方々が、実体験した医療や教育を本邦に導入し、医療の改善や医学教育に貢献することへの期待は以前にも増して高まっています。セッション1では「新型コロナ時代の国際交流について」と題して…

No.9「板中Way」

私が広報委員を務める日米医学医療交流財団(JANAMEF)の目的は、日米両国の医療関係者による交流を通じて、日米両国の保健医療の発展に寄与することである。当初より研修医をはじめとする多くの医療従事者の米国留学を支援しており、その数は設立30周年時点で600名超に上る。医学留学セミナーも毎年開催しており、今年は「コロナ時代の留学に向けて」というテーマで、10月9日(土)にオンライン形式で東京女子医科大学と共催する…

No.5 なぜ日本にホスピタリストが広がらないのか ―長年日本で臨床教育に関わる「外人」の視点―

半世紀以上、米国の優れた卒後臨床教育は、世界各国から多くの医学部卒業生(Foreign/International Medical Graduate)を惹きつけて来ました。特に卒後数年までの系統的な臨床教育は内科系、外科系を問わず優れたGeneral Mindを養ってきたと感じています。日米医学医療交流財団(JANAMEF)も長年短期、長期の留学を支援し、とくに黒川清先生が会長に就任されてからはGeneral mindを持つ「日本版ホスピタリスト」の育成に注力してきました。しかし残念ながら総合診療方面に進む日本の若手もなかなか増えてこない印象をもっています。