世界に先駆けて進捗する人口の少子高齢化や「失われた30年」に代表される低迷する経済など、わが国の医療サービスを取り巻く環境は世界でもユニークであり、世界の先駆けともいえます。そのような状況を踏まえ、医療提供体制について、介護保険制度や医療保険制度をはじめとする関連制度を交えて解説し…

医学医療の国際交流を支援する日米医学医療交流財団
世界に先駆けて進捗する人口の少子高齢化や「失われた30年」に代表される低迷する経済など、わが国の医療サービスを取り巻く環境は世界でもユニークであり、世界の先駆けともいえます。そのような状況を踏まえ、医療提供体制について、介護保険制度や医療保険制度をはじめとする関連制度を交えて解説し…
米国のシミュレーション医学教育は、安全な学習環境の中で学べる重要な方略となっています。医療機関で収集された医療事故事例、ガイドラインの改訂や新規で採用される手技やルールに合わせることも可能です。教育の成果は分析され、医療の質や安全の情報の一つとしても還元されています。日本でもシミュレーション教育の取り組みが進められており…
3年以上続いたCOVID-19のパンデミックは、私たちの生活や世の中の仕組みを大きく変えてしまいました。世界中から留学生を集めて、医学研究の最先端を担っていたアメリカのアカデミアも大きく様変わりしたと聞いております。アフターコロナの今、再び動き出した世界へこれから飛び立とうと考えておられる医学生や若い医師の先生方に向けて、本セミナーではアメリカをはじめ海外の最新留学事情をお届けしようと考えております。特にハイブリット開催であることを活かし、現在アメリカでご活躍中のお二方の先生にもZOOMでご参加いただき…
超高齢社会を迎えたわが国で求められている全人的な医療の推進に、新専門医制度で認可された総合診療を含むGeneralist専門領域へ期待が寄せられています。一方、これまで臨床留学は、日本の医療や医学教育に大きな影響を与えてきました。また、臨床留学はGeneralist領域も含め留学者のキャリア形成に多大な役割を担っています。本セミナーでは、総合診療医、Hospitalistというgeneralist専門医がどのように育成され活躍することができるのかという複数の成功例と現在の取り組みをお話しいただくとともに…
日本の教育制度、保健・医療制度、技術力は、どれをとっても世界の一流ですが、それを世界にアピールできていないのが実情です。その理由の一つが世界の檜舞台での経験不足にあります。当財団は一人でも多くの人に海外経験を積んでいただくためにさまざまな事業を行っております。海外で研修を積んだ方々が、実体験した医療や教育を本邦に導入し、医療の改善や医学教育に貢献することへの期待は以前にも増して高まっています。セッション1では「新型コロナ時代の国際交流について」と題して…
世界の相互依存が高まるなかで、どの国も一国だけでは成り立たなくなっています。疾病や人々が国境を簡単に越える現在、医療者が世界的視野を持つことは不可欠です。しかし世界の人々の健康を守るには臨床医学だけでは不十分です。医療・公衆衛生を含めた広い視点からの…
世界の医療に関する情報の9割が英語である。しかし現在の日本の教育ではその現状を学ぶ機会は非常に少ない。世界のグローバル化とともに医療の世界はますます国際化が進み、医師として世界と繋がり、国際的視野を持って働くことは必要不可欠となってきている。今回のセミナーの第一部では、…
日本における近年の医学教育は、卒前・卒後教育ともに大きく変革されつつありますが、これらの多くは米国の医学教育法が参考となっています。今回のセミナーの第一部では、まず、21世紀の医師に必要な能力、医学教育について考えてみたいと思います。さらに、…